フランスで出会った、特別なアンティーク家具たち

気が付けば、2023年になってもう5ヶ月…とても久しぶりの投稿になってしまいました。
実は先々月の3月でAntiques Knockは6周年を迎えることができました!
これもお客様をはじめ、業者さんや友人、家族など支えてくれているみなさんのおかげです。
ほんとうにありがとうございます。心の底から感謝してもしきれないです・・・


このタイミングといってはなんですが、今までのアンティークの仕事に携わってきたなかで
フランスで出会った素敵なアンティーク家具や買い付けの思い出をさせていただく機会があり
せっかくなので、その内容をみなさんにもお伝えさせていただけたらと思います。


フランスの魅力が詰まった家具たちを通して、私たちのこだわりや思いを感じて
いただけたら嬉しいです。

早朝のアンティークフェアでの1枚。始まる前のまだ家具も人も少ない時間帯で空気が澄んでいて気持ちよかったです。



フランスの魅力を感じるアンティーク家具たち

わたしたちがフランスで家具を買い付けることにこだわる理由は、現地で感じる空気感を
とても大事と思っているからです。
現地の空気を感じながら、自分の目でものを見て、ディーラーさんや店主さんと
話しながら、直接手に取って選ぶことで、そのものひとつひとつにストーリーが生まれ
愛着が湧いてくるんです。
あと、フランスへの旅はわたしにとって最高のご褒美なんです。

フェアまでの道のりは、見渡す限り牧場で牛や馬がたくさんいてのどかな時間が流れています。


フランスの家具には歴史が宿る

Antiques Knockでは、フランスを中心としたヨーロッパの魅力的な家具を取り扱っており、
実際に使っていただけるものや、それを置くことで空間がより良くなるようなものを
選ぶことを心掛けています。

ゴールドでデコラティブな装飾が素敵なミラー

フランスの家具には年代ごとにトレンドがあり、様式の名称にはその当時の国王の名前が
使われることもあります。流行のデザインはその時代の歴史背景に基づいていることが
多いので世界史を学んでいるかのようで面白いです。

中国との貿易が拡大したことによって流行したシノワズリデザインの家具

トレンドにとらわれず、素敵なアンティーク家具を扱う

インテリア市場のトレンドはその時々で変わりますが、私たちのお店ではあまりトレンドに
とらわれず、自分たちが魅力に感じたものを扱っています。
もちろん、トレンドになっているデザインが素敵と思うものは買い付けたりもします。

思入れのある家具と買い付けの思い出

最近だと、先月売れてしまったドアは、私がこれまで見た中でも特に雰囲気が良くて、
自分のデスクの後ろに背景として置くくらい気に入っていました。
新しく京都でお店を出される方にご購入いただいたのですが、お店の入口ドアに使ってくださるそうで
京都ならまた見に行けるのでとても嬉しい旅立ちでした。

「売れるかどうかわからないけど、個人的にはすごく好き」と思って買い付けたものが売れた時は
とても嬉しくて自信にもなり、この仕事がとても好きって実感します。

圧倒されるほど大きくて存在感のあるドア、自分の後ろに置くくらい気に入っていました。

初めてひとりで買い付けに行った時はまだ20代前半で、フランス北部の田舎町に行ったんですが
日本人の若い女の子がひとりで来ているのが珍しかったらしく、現地の方々からとても温かく
迎えられました。寒そうにしていたら手袋をくれたり、暖かい飲み物をくれたり
いろいろ気にかけてくれてとても嬉しかったのを覚えています。もっとフランスが好きになりました。



7年目にむけて

もちろん、今後もフランスでの買い付けは続けます。
今後はさらに、フランスだけではなく、ヨーロッパの他の国での買い付けや、まだ日本での取り扱いが少ないデザイナーやブランドの商品も扱えたらいいなと思っています。
まだまだたくさんやりたいことがあるので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。

帰国前の早朝のフランス

最後に、Antiques Knockではアンティーク家具の販売だけでなく、コーディネートや空間プロデュースも行っています。インテリア全般に関することならなんでも、お気軽にお問い合わせください。

7年目もどうぞよろしくお願いいたします。

Antiques Knock 

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