アンティーク家具加工 納品事例

アンティーク家具の加工事例 -剥離-

前回に引き続き、アンティーク家具の加工事例をご紹介したいと思います。

今回ご依頼いただいたのは、当店でも人気の”René Gabriel (ルネ ガブリエル )"のサイドボードの
明るいブラウンを、「剥離をして素朴で落ち着いた雰囲気にしたい」とご依頼いただきました。


もともとはこのような明るいブラウンのサイドボード


もちろんこのままでも素敵ですが、剥離した感じもまた違った雰囲気で素敵だろうな。と
わたしたちも完成を楽しみにしながら作業を始めます。


まずはドアや引き出しなど、取り外せるパーツを外して
傷ついたり汚れたりしてはいけない場所にマスキングテープを貼ります

そして剥離剤の薬品を剥離したい場所に塗布し、
表面の塗装が浮いてきたら擦り磨きをする作業を繰り返すのですが
序盤のこの工程が1番大変で、薬品が肌に触れないように分厚い耐熱グローブをして作業をします
なので言い訳ですが、スマホも触れずこの工程の写真を撮り忘れてしまいました...すみません。



とりあえず、剥離剤でこんな感じに仕上がりました

これだけではまだ綺麗に色が抜けず、まだまだ剥離した白木の雰囲気には遠いので
次はサンダーを使って表面を削ります

色むらがなくなるまで何度も繰り返します

この作業を繰り返しだんだん明るい色味を落としていきます

だいぶ色も落とせたら、最後は細かい番目のやすりで表面が滑らかになるように全体をヤスります。

そして完成したのがこちら!

いい感じの剥離された雰囲気になりました!

無事に納品も終わり、お客様も喜んでくださいました。


前回の家具の加工と同様に、このようになお色味のご相談なども承っておりますので
お悩みのことや、ちょっとしたご希望がございましたらお気軽にご相談くださいませ。


それでは、また*



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