オーク床材のヘリンボーン貼り



こんにちは。
小春日和に喜びを感じる向寒の候、気が早いように思いますが、
街を歩くとクリスマスソングがちらほら聴こえはじめました。


さて今回は、少し本格的なDIYをご紹介させていただきます。
タイトルでもご紹介しておりますが、最近お洒落なインテリアには欠かせない
ヘリンボーン貼りの床。ショップやカフェ、サロンなど床だけでなく壁や天板
など至る所で目にする事が増えました。
そんなヘリンボーンフロアの貼り方を簡単にご紹介させていただきます。


ヘリンボーンとはご覧の通り、魚の骨の模様に類似していることから、
ニシン(herring)+ 骨(bone)でその名が付けられました。
デザイン貼りという言い方もしますが、単に90°でフロア材を組むだけなので
一見簡単そうに見えますが、案外緻密さと根気がいる作業なんです。

それではどのように貼っていくのでしょうか….

まず起点となるポイント(基準線)を設定します。
そこに×印を45°ずつになるように基準線の上に合わせます。
フロアのセンター付近に基準を置くのがお勧めです。



基準線に従ってまずは直角定規などを使いながら、
試し貼りで(接着はせずに)置いて調整します。
だいたいの位置決めと感覚が掴めたら実際に接着していきます。
今回は床用ボンドとフロアタッカーで固定しました。

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注意点としまして、床材同士を密着させすぎると無垢特有の反りが
発生した時に、盛り上がりや割れ、ギシギシという異音が鳴るという
現象が起こる場合がありますので、それぞれに隙間(あそび)を
つくってあげるのがポイントです。

材料は何でもいいですが、PPバンドのような強度のある2〜3ミリ程度の
板状のものを床材の隙間に噛ませて貼っていきます。

単に90°を寄せていくだけですが、意外とズレやすいので慎重にできる限り
ズレないように調整しながら貼っていきます。定期的に離れて目視で確認
するのがポイントです。



壁際などは床材の長さ調節が必要です。45°カットで調節します。
カットはソライド丸ノコがあればスムーズに作業していただけます。

壁際を貼る際のコツは壁から5〜8ミリほど余白をつくっておき、
あらかじめ寄せ合わせておいた三角形の床材を、余白にはめ込むと作業が
スムースです。

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最後に仕上げで塗装を行いました。
木の表面を保護する役割も考慮してフロアワックスで色付しました。


お部屋のリファームなどをお考えの方、アンティークスノックでは
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コーディネートのお手伝いもさせていただいております。
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ご希望の方は是非一度当店までお問い合わせください。

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