アンティークの豆知識 フランスアンティーク

フランスならではのアイテム

  

 

 

 

今日から11月ですね。

能勢も日に日に寒くなってきて、朝は山に靄がかかって

なんだか神秘的な風景を楽しみながら出勤しています。
(いつももののけ姫のシーンを想い出します。)

 

 

さて、10月半ばにフランスから到着した商品たち

日々WEB SHOPにアップしております!

今回は、ガラスボトルやアート作品、オブジェなどの
雑貨小物類もたくさん入荷しております!




もちろん、椅子やテーブル、キャビネットなども入荷しております。




今日はその中でも「フランスらしい」商品をご紹介しますね。




背もたれのレザー部分にエンボス加工が施された

なんともかっこいい佇まいのレザーチェアです。




こちらは、フランス・アンリ2世様式のデザイン。




アンリ2世様式とは、フランス国王 アンリ2世(在位1547年―1559年)を

中心として、 16世紀後半から17世紀初頭にかけてフランスで

流行した装飾の様式で、直線や平行線、シンメトリーなデザインを用いた、

繊細で芸術的な模様や彫刻の装飾が特徴的なデザイン様式です。


1890年代にリバイバルで再流行したそうです。








レザー部分に施された模様は、アカンサスと百合の紋章

まるで額縁のように長方形型に縁取られており、アンティークならではの

レザーの風合いと相まって、威厳ある雰囲気を醸し出しています。







アカンサスは、地中海沿岸地方が原産地で、日本では「ハアザミ」とも

呼ばれている花の一種で、 古代ギリシャでは神聖な植物とされ

アカンサスをモチーフとした装飾は、 紀元前400年頃の

古代ギリシャ・ローマ時代のコリント様式の建築に用いられたことにはじまり、

今もなおギリシャの国花とされ親しまれています。    




ヨーロッパでは時代を問わず、一般的な植物を代表する モチーフとして

幅広く使われておりますが、 日本でも1万円札や賞状の枠などにもよく

使われているので 意外と身近でもたくさん目にしているデザインなんです。  



しなるように曲線を描いた葉がとても美しくエレガントで その時代によって

少しずつ、形や組み合わせを変えながら長く愛されているデザインです。  



そして、百合の紋章や、背もたれトップのシェル(貝)や

肘掛け先端のボール型の装飾など、当時の高貴な暮らしの中で

使われていたことを漂わせるとても風格あるアンティークのチェアです。




商品の紹介というより、様式やデザインの紹介となってしまいましたが

とてもおすすめできる逸品です!





ぜひWEB SHOP の商品詳細もチェックしてみてくださいね。

Leather Armchair









今日の看板猫

最近は入口付近でお出迎え体制してます。

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◎店舗情報

Antiques Knock
〒563-0355
大阪府豊能郡能勢町下田124-1 R&E川西ビル2階

Instagram : @antiques_knock
WEB : http://antiques-knock.com

能勢電鉄日生線「山下駅」より 、バスで能勢の郷行き「清水橋」下車 徒歩1分
ジャパンが入っているビルの2階となります。

◎営業日

毎週 金・土・日・月曜日 /11時~17時
通常営業日以外は、アポイントメント制とさせていただいております。
ご来店希望がございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。

その他、納品やイベント出店等で営業日時の変更がある場合がございます。
恐れ入りますが、Instagram等でご確認の上ご来店くださいませ。

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